発達障害の人が頼れる就労支援 ~就労移行支援事業所とは~
こんばんは、ぽっぽです。
今日は発達障害の人が就職活動で困っているときに頼れる福祉サービス、”就労移行支援”と、それを行っている事業所についてかいてみました(^^)
病院以外で頼れる場所のひとつ
就労移行支援事業所は、私自身がとてもお世話になっていて、病院以外で頼れるもうひとつの場所にもなっているところです。
病院では、病院にきたそのときの自分を先生に見てもらいますが、事業所では毎日通っていろんな作業を行ってる自分を、複数のスタッフの方々に見てもらえます。
何が違うかというと、
・水曜日あたりになると疲れて休みがちになってくるね
・調子の良いときは、作業が2倍くらい速くできているね
というような、自分では気付かなかったことに、気付いてもらえるということです。
そして、そういった気付きのあとに、じゃあどうやったらうまくいきやすくなるかな?というアドバイスを、複数の人に聞けて、その中からできそうなものを選んでチャレンジしていけます。
サービス利用開始までの流れ
調べて気になった事業所があれば、説明会や、体験プログラムなどを行っているところもあるのでぜひ参加してみてください。
私が通っている事業所では、定員の関係で利用開始までに少し期間があきましたが、その間にこれからどのように利用していくかを何回かにわけて面談していただき、自分に合ったスケジュールを一緒に考えて決めていただいてました。
新しいことにチャレンジするのが苦手な私でしたが、
その人に合わせて焦らずに、1歩ずつ進んで行こうというスタイルの事業所さんだったので、のんびり屋の自分にぴったりだと思い利用を決意できました。
就職活動に不安があったり、わからないことがあればぜひ一度頼ってみてくださいね。
次回は引き続き
就労支援事業所は実際どのような感じなのかを書いていきますね(^^)♪
ADHD対策 ~部屋の片付け~ ”みえない” けど ”わかる” 収納
こんにちは、ぽっぽです。GWいかがお過ごしでしょうか。
今日は部屋の片付けや模様替えの際の配置方法についてかいてみました。
私はADHDの特性を少し持っていて、”気が散りやすい”&”忘れっぽい”ことがあります。
なぜかわからないけど気がつけば部屋がぐちゃぐちゃになっていたり、すぐに物をなくしてしまったりしていました。
そこで、なぜそうなるのかを考え、色々と工夫を試した結果、効果があったものがいくつかあるのでそちらをまとめて紹介しようと思います(^^)
”みえない” けど ”わかる” 収納にする3ステップ
気が散る&忘れやすい 両方同時に対策♪3ステップ
①家具や物の配置は行動別にして、範囲を集中させる
②棚などに入っている物を小さいカーテンなどで隠し、見えないようにする
③そこに何があるかわかるように、ラベルに詳しく書いて貼る
集中しやすい環境+どこになにがあるかわかる地図をつくることで疲れにくい部屋になります♪
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↓ラベルシールについては過去にかいたこちらの記事も参考にどうぞ♪
一気にやらずに、まずはよく使う大事なものから
私が一番大切にしていること、シェアしたいことは、障害を克服しようということではなく、少しでもラクな気持ちになっていくことです。
今回の記事も、部屋をきれいにしようというのが目的ではなく、そうすることで結果的に疲れが減ってラクになったらいいよね♪という気持ちなんです。
ADHDの多動傾向というのは、いつも頭を使っています。
脳が、何もしてなくてもがんばってしまっている状態なので、何かをしようと思い立つとさらにがんばってしまって疲れが急激に出てしまうんですよね。
その結果、がんばりすぎているにもかかわらず、全然できていない・体力がないと思い込んでしまいがちです。
でも、本当はもう、じゅうぶんやっているんです(^^)
「もう疲れた」「とてもじゃないけど全部するのは気が遠い」と、重い気持ちになりはじめたときは、ラクになるためにやっているだけだから、また気が向いたときにやればいいんだということを思い出して、休憩をとってくださいね。
今回の片付けについても、一番よく使う大事なものだけやってみてもいいと思います♪
おいしいお茶でも飲みながら、一緒にゆっくりと進んでいけたらいいですね♪
では、また次回♪
発達障害での通院ではどんなことをしているのか
こんばんは、ぽっぽです。
今日は通っている病院先についてのお話です。
病院をどう選んだのか、主治医の先生とどんな風に話しているかについて書いてみました(^^)
病院選び
自分にとってどんな病院が合うのだろう?
大きい病院に行くか、小さいところに行くかなど、病院選びで迷うこともありますよね。
どの病院がいいかというのは、自分がどうであったら安心して通えるのか・何を重視しているのかによって変わってくると思います。
たくさん話を聞いてほしい ←→ 対処法を簡潔に示してほしい
待つのが苦手だ ←→ 待つのは苦にならない
家から近いほうがいい ←→ 遠くても気にならない
こういった自分にとって気になるポイントをいくつか書き出してみて、迷っている病院をくらべてみると、どちらが合っているのかがわかりやすくなります。
迷ったときはぜひ一度、表にしてみてください。
↓ このような感じに♪ ↓
主治医の先生とはどんな話をしているの?
病院では個室で先生と話をするので、他の人がどんな風に先生と話しているかって知れる機会が少ないですよね。私自身も気になっていることだったりします。
私の通っているクリニックでは、初診時は1時間程度、それ以降の通院では1回15~20分程度の時間をとっていただき、最近の様子を報告したり、困ったことや気になったことを相談するようにしています。
私は家族や友人に頼れない面があるので、”なんでもゆっくり話せる場所がある”という安心感があることは、すごく重要でした。
話せる時間については、大きい病院だと患者さんもたくさんいるので、あまり話せなかったりするようです。
もし自分にとって話を聞いてもらえることが重要であれば、ゆっくり時間をとっていただける病院を選ぶと良いかもしれませんね。
周囲やインターネットの情報で見聞きする「○○病院がいいよ」「□□病院はちょっと・・・」などの意見も参考の1つにはなると思いますが、自分にとって重要なポイントはどこだろう?という自分目線で選んでいくと、自分に合う病院が見つかりやすいと思います♪
では、また次回(^^)
からだはうまくできています
こんばんは、ぽっぽです。
今日は、前向き・後ろ向きについてです(^^)
からだはうまくできています
人は、後ろを向くことができます。
危険がないか、あるいはこれまでの道がどんなものだったか、振り返って確認できるように。
自分を守っていくためにも必要な動作です。
”後ろ向き”はネガティブな印象を持ちますが、とっても大事なこと。
そして後ろを向く以上に、何もしていなくてもちゃんとまた前を向けるようなからだのつくりをしています。
安心を確認できたら、あとは自然にまた前を向けるようにできていますよ♪
歩くときも歩幅は人それぞれ。
散歩の準備ができたらまた、マイペースに進んでいきましょうね(^^)
では、また次回。
人と比べて自分はダメだと思ったときは
こんばんは、ぽっぽです。
今日は、人と比べて落ち込んでしまう時に思い出したい考え方についてです。
人と比べて自分はダメだと思ったときは
うまくいかないときは特に、まわりを見ながらつい”自分はダメだな~”と落ち込んでしまうこともありますね。
けれど、もう少し広い目で見てみると、人と比べる必要なんてないことに気付いたので、それを図にしてかいてみました。
目指している先はみんな違う
”まわりに比べて自分は全然○○できていないな”の○○は、
自分がそうなりたい・重要だと思っているものであって、他の人にとっては重要なことではないのかもしれません。
そしてそれとは逆に、自分は重要だと思ってないから気付きもしなかったことが、まわりからするとめちゃくちゃできてる!いいな!と思われているものかもしれません。
それぞれが思う、”こうなれたらいいな”は違っているから、
自分が目指している”こうなれたらいいな”は、他の人と比べなくてOKです♪
比べるとしたら、今までの自分と今の自分を見て、
・できるようになったな!
・できなくなったのはどういう原因があるだろう?
・どうしたらもっとよくなるかな?
そんな風に、自分自身に寄り添いながら進んでいけば、自分の”なれたらいいな”に集中できるとおもっています(^^)
もし、まわりが羨ましくなったり、つらくなったときは、みんなそれぞれ違う道に向かっている途中ということを思い出してみてくださいね。
では、また次回。
発達障害かも・・・。病院に行ったほうがいい?
こんばんは、ぽっぽです。今日は発達障害でかかる病院についてのお話です。
最近、ADHDやASDの傾向があるかどうかの自己診断がインターネットでもできるようになってきています。
自己診断の結果で傾向が高いと出たときに、病院に行くかどうかで悩むかたも多いと聞きます。
そこで、自分の経験をメモに残すことで、そういった方々の参考の1つになればなと思い、発達障害でかかる病院について描いてみました。
からだの病気でかかる病院との違いは?
自立支援医療
もし、発達障害と診断され、長期にわたって通院が必要な場合は、自立支援医療というものを申請できる場合があります。
これは、健康保険で3割負担だった医療費が、1割負担に軽減されるものです。
申請には診断書が必要です。
私の場合は主治医の先生からすすめていただきましたが、特にそういったすすめがない場合でも通院が続くようであれば、申請できないかどうかをぜひ聞いてみてください。
精神障がい者福祉手帳
さらに長期にわたって日常生活が困難である場合は、精神障がい者福祉手帳を申請をすることで、通院以外での経済的負担も少し軽減される場合があります。
申請には診断書が必要です。初診から6ヶ月以上経過してからが条件となります。
この手帳を持っていると公共料金の割引や税金の控除などが受けられます。
また、地域によって異なりますが、電車やバスなどの交通費や公共施設の割引なども受けることができます。
自立支援医療と手帳の申請は同時に行うことも可能です。
その場合、手帳の診断書だけで申請できるので、役所に何度も行かなくてもいい・経済的負担も少ないというメリットがあります。
もし、タイミング的に同時に申請できそうであれば、そのほうが負担が少ないかもしれないですね。
病院選び・その他支援機関
病院だけでなく、発達障害について相談ができる発達障害者支援センターなども全国にあるので、相談しやすそうなところから行ってみると良いと思います(^^)
発達障害者支援センターはお住まいの地域にあるところを検索してみてくださいね。
最後に、インターネット上で簡単なチェックができるところも載せておきます。
気になっている方は参考程度に、チェックしてみてください。
誰にも相談できない環境は、気持ちも不安定になりやすいので、そういった場合はまず相談できる場所があるだけでも気持ちがラクになってきます。
今までたくさん悩みながらがんばってきた分、これからは1人で抱え込まずに、誰かに頼ってみてくださいね。
では、また次回(^^)
描きたい絵(絵柄)と、描いてて楽しい絵が違う?
こんばんは、ぽっぽです。今日は少し話題を変えて、絵のお話です。
小さい頃から”こんな風に描けたらいいな~”と憧れていた頭身の高い大人っぽい絵柄をめざして練習していた頃は、楽しいという感覚がまったくありませんでした。むしろ、辛さが勝っていました。
どうにもむずかしくて、なかなか楽しんで描くことができず、うまく描けないことで自信も失っていました。
一方で、幼い顔をした頭身の低い絵柄を描くことは自分の手に馴染むというか、すごくしっくりきていました。そんなに苦労せず練習できるんです。
頭身が違うだけなのに、バランスが圧倒的にとりやすくて。自分はこっちのほうが合うんだな~というのがわかってラクな気持ちで描けるんです。
ある程度、人物が描けるようになった頃に葛藤がありました。
自分はどっちを目指して描いていこう・・・?
答えが出ずにあっちもこっちもとウロウロしていたんです。笑
目的を決めると描くべき絵がはっきりしてくる
悩みながら色々描いていって、イラストのご依頼も頂けるようになったつい最近、やっと気付きました。
目的を決めれば目指す絵もわかってくる。ということです。
自分が、どうして絵を描くのか。描いてどうなりたいかを先に知っておくこと。
それは誰かに喜んでほしかったり、目に見えて上達することが好きだからだったり、色々あると思います(^^)
私の場合は、絵を描くことで楽な気分になりたい・癒されたいから描いていることに気付きました。
なので、
・自分が描いていてラクな絵
・今の気持ちをたくさん絵に描いて吐き出すことでスッとするために、
短時間でたくさん描ける絵
こっちを大切にすることにしました。
そうすると、うまく描かなきゃ・描けないというプレッシャーから解放されて、昔のように絵を描くことがまた楽しくなってきました。
そういう楽しい・癒される・いい気分の状態でかいた絵を届けたいと思ったので、
お仕事のご依頼はそんな気持ちになれる絵柄のほうで受けています。
そうすると楽しみながらもしっかりやり遂げることができることに気付きました(^^)
もちろん、憧れの絵に未練もタラタラなので(笑)、そちらは適度に、
こういう絵も描けたらいいよね。くらいの気持ちで、描くようになりました。
こっちは人に見せずに、ひとりでこっそりコツコツしていればいい♪と決めているので、前よりも気楽に練習できています。
自分のことを知っていく
発達障害に関することでも同じですが、
まずは自分自身のことを知っていくことで、
じゃあそれならどうしていこう?⇒そうするならやり方はこっちのほうが合うよね
と、順番に考えていくことができるようになりました。
このことに気付いてからは、自分の障害特性を知っていくことも楽しくなりました。
今後も自分のことをどんどん知っていって、気付いたことをここに残していきたいとおもっています(^^)
では、また次回。